今月はロスカットで終わる日が比較的多いですね。
デイトレでこれほど値動きが大きいとザラ場で勝負している方は取りやすい日となります。(もちろん持っていかれやすい・・・という日でもあります)
私のシステムトレードのように、寄り付き前に注文を入れて、ロスカットにかからなければ大引けまで放置、というシステムトレードの場合は日中の激しい値動きは問題ではなく、
最終的にどうなるか・・・ということだけです。
寄り付きより上がるか、下がるか、それが予想と一致するかどうか、二分の1の確率です。
過去の数字だけをみると、実はロスカットを入れるより、入れない方が年間の利益は多くなるという結果が出ています。
(私のシステムの場合です)
要するに、いったん大きく上下しても、最終的には逆を行く日があり、せっかく予想が合っていても途中でロスカットにかかってしまうということもある、ということです。
できればロスカットは入れたくない。
しかし私は+-210円のロスカット値を入れております。
それはなぜか・・・、心が折れるから。(苦笑)
過去の実績はあくまでも過去のものであり未来は約束されていません。
大きなマイナスは不安を増長させるだけで、プラスの要素にはなりません。
過去の数字をみると、1日の中で上下に1,000円以上の動きがある日が数日あります。
もし自分の予想と逆をいっていたら、ラージ1枚で100万円以上の損失を出すことになります。
その時に平常心でいられるかどうか・・・というと、なかなか苦しいものが想像されます。
せめて最大のロスはいくら・・・と設定したロスカットがある方が精神的に楽になり、継続しやすくなる、ということです。
人間はコンピュータではありません。
心が乱れてしまうなら、リスクは最低限に抑えるべき、システムをブレることなく信頼し、ただ淡々と続けられることが、良いシステムです。
それこそが「システムトレード」です。
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