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日経225先物取引でも現物の株取引でもＦＸの取引であっても、どのくらいの資産を運用するかによって勝った時の利益、負けた時の損失が変わってくるのは誰しも頭では分かっています。
日経225先物取引のラージは1枚、2枚という単位で取引を行います。
ラージ1枚につき、証券会社へ預ける証拠金が決まっていますので、好き勝手には注文はできません。
例えばラージ1枚につき50万円の証拠金が必要であれば、証券会社に最低50万円の入金をしていれば良いわけです。
もし10万円の損失を出したとしたら、証拠金から10万円ひかれますので、再度取引をしようと思えば10万円を入金しなければいけません。
決済をせずマイナスのまま翌日に持ち越した場合、いったん「値洗い（ねあらい）」といって、仮清算がされます。
ラージ1枚につき最低50万円は必要になるわけですから、必ず不足分10万円を入金するルールです。
翌日マイナスが解消されたとしても、いったん証拠金に不足が出た場合は入金が必要になります。
これを「追証（おいしょう）」と呼びます。
（詳しいルールは証券会社のガイドをお読みください）
（手数料は加味しておりません）
「たら」「れば」は通用しません。
冷静に判断し、毅然たるルールを作ることが大事です。
「損したくない！」
みんなそう思ってます。
しかし相場で勝ち続けている人はいません。
勝ったり負けたりし、試行錯誤しながら資産を増やしていくものです。
「損切り」は負けたわけではなく、勝ち続けるための作戦です。
追証で資産が０どころか、借金地獄に陥った人もたくさんいます。
余裕をもって取引をすることが大事なのです。
ギリギリで取引しない。
多少負けても、追証にならないぐらいの余剰資金が必要です。
私はラージ1枚につき、250万円～300万円が必要だと考えています。
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